ご利用案内
対象となるお子様
生後6ヶ月から小学校高学年生(6年生)までの病気のお子様が病気中または病気の回復期で、保護者の就労・冠婚葬祭などの理由により保育できない時に対象となります。
[病児保育の対象となる病気]
通常の外来で治療可能な病気が対象となります。
保育時間
月曜日~金曜日 8:30~18:00 ※17:50までにお子様のお迎えをお願いします。
(お休み:土曜・日曜・祝日・年末年始・臨時休診日)
利用料
1日:2,000円
*横浜市在住の生活保護世帯及び市民税非課税世帯等は全額減免
(利用料の減免を受けるには、利用時に、市民税課税証明書又は生活保護受給証明書等の減免証明書類を病児・病後児保育室に提出していただく必要があります。)
*保育中に不足になった、離乳食、副食類、紙おむつは有料となります。
横浜市ホームページ「病児保育事業 利用方法・事前登録方法」より
※『病児保育事業利用連絡書(第4号様式)』の記入は、かかりつけ医にご依頼頂くようお願いします。
(休日診療所での記入は受付できません。)
その際、文書作成料が必要となりますが、診療情報提供料(I)の扱いとなり、利用者1人につき月1回に限り、保険診療となります。月2回目以降については保険診療外となるため、全額自己負担となります。
<月1回目の第4号様式作成料について>
「乳児医療」「ひとり親」など小児医療費助成制度に基づく医療証を交付されているお子さまは、自己負担はありません。
健康保険の診療情報提供料(I)の自己負担分は、小学校就学前は500円、小学校入学後は750円です。この金額が本来の診察料に加算されます小児科外来診療料を算定している医療機関では、3歳未満のお子さんの場合負担金額の変更はありません。
令和5年4月より、ときえだ小児科クリニックにおける月2回目以降の第4号様式作成料(就学前500円、小学校入学後750円)は、子育て世帯の負担軽減のため免除とさせていただきます。
他院で第4号様式を発行される場合はこの通りではございませんので、各医療機関にお問い合わせください。
病児保育室利用上の注意とお願い
*病児保育室という特殊な環境ですから、お子さんを安全にお預かりすることと同時に、他のお子さんに病気を感染させないことが大切です。このために、以下のようなお預かり条件を設けています。皆様が安心してご利用いただけるようにご協力をお願い致します。
*他のお子さんに感染させないという観点から、病院(小児病棟)での感染防止マニュアルに準じて実施しています。
[お預かりできない場合]
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病気が重篤で不安定な場合(重症肺炎、けいれん、脱水、喘息重積発作等)
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法定伝染病など特別な隔離が必要な場合(例;麻疹)
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感染力が強力で他児への感染リスクが高い場合(例;流行性角結膜炎)
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入室時の診察で、医師が状態不安定(重症)と判断した場合→入院可能施設にご紹介します。
(例;乳児のRS感染症でSpO2低下が見られる場合、伝染性膿痂疹で蜂窩織炎(敗血症)が疑われる場合等)
[お預かり時に特別な条件・配慮が必要な場合]
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食物アレルギー
既往症状、検査データ、重症度、治療の有無等の詳細情報が必要となります(生活管理指導表を医師からもらっている場合は、そのコピーをお持ちください)。事前にかかりつけ医療機関での血液検査や(年齢によっては)食物経口負荷試験をお願いする場合があります。
*理由:除去の程度によって隔離(別室)で食事をしていただく必要があるからです。
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予防接種が著しく未接種
年齢相当の予防接種を受けてからのお預かりとなります(特にMR(I期)と水痘(1回)は1歳6か月までに必ず受けてください)。
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流行時期のインフルエンザ検査
入室時に38℃以上の発熱が見られる場合、事前の検査が必須です。未検査の場合、入室時チェックとして病児保育室わかばもしくはときえだ小児科クリニックで行います。お預かり時間中に38℃以上の発熱が見られた場合も同様に検査を受けていただきます(当院では発熱初期でも検査感度の落ちない「富士フィルム社製検査装置」で検査を行います)。
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流行時期のRS検査
2歳未満の肺炎、気管支炎の患者さんはRS検査が必須です(未検査の場合、入室時チェックを行います)。お預かり時間中に発熱し医師に気管支炎と診断された場合も同様に検査を行います。
*理由:RS陽性者は陰性のお子さんとは離して保育する必要があるからです。
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中等症以上の伝染性膿痂疹(とびひ)
患部をガーゼで覆うことと、抗生剤内服が必要となります(未内服の場合1日分の処方を当院で行います)。なお、38℃以上の発熱が見られた場合は炎症反応チェック(血液検査;白血球数、CRP)を行います。
*理由:蜂窩織炎を起こした場合入院治療が必要となるためです。
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ムンプス(流行性耳下腺炎;おたふくかぜ)
ムンプスと反復性耳下腺炎は見ただけでは鑑別できません。確定診断のための血液検査を受けていない場合は「ムンプス疑い」としてお預かりします。
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3歳以下のお子さんで、入室後おう吐が見られた場合
浣腸を行うことがありますのでご了承ください。
*理由:腸重積症の鑑別の為、血便がないかどうか確認する必要があるからです。
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2歳未満のお子さんで胃腸炎症状(下痢)が中等症以上の場合
症状悪化防止のため原則、固形食は禁止とし、ミルクか牛乳による食事提供となります。
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熱性けいれん既往のあるお子さんで、かかりつけ医療機関からの特別な理由・指示がある場合に限り、発熱時予防的にダイアップを使用します。
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喘息、喘息様気管支炎でお預かりのお子さんは、医師の判断で適宜β刺激剤吸入を行います。
当日持って来ていただくもの
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第4号様式(横浜市病児保育事業利用連絡書)[PDF]
※医師が記入する用紙です。4号様式の有効期限は発行日より7日間です。 -
当日連絡用紙[PDF](*WEB問診を入力された場合は、当日連絡用紙の記入は不要です)
「第5号様式」と「当日連絡用紙」をダウンロードしていただき、保護者の方がプリントアウト、記入して当日お持ちください。 -
全額減免措置(生活保護・市民税非課税・寡婦(夫)控除のみなし適用市民税非課税相当世帯)の方は証明書(横浜市民のみ対象)
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保険証(*)
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医療証(対象者)(*)
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母子手帳(予防接種等追加記載があった場合)
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お薬とお薬手帳(**)
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お弁当(市販の物も可)、ミルク等(哺乳瓶含む)
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おやつ(2回分)
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水分(麦茶、イオン飲料、ジュース等)
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着替え2セット程度
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オムツ(必要ならば)7~8枚 おしり拭き
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汚れもの用ビニール袋2枚以上
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タオル(大判)2枚(お昼寝時に使用)
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マスク(不織布のみ、布マスク不可。)
※咳が出る場合や医師の指示がある場合は着用をお願いすることがあります。お持ちでない方は1枚50円で販売していますので、職員へお声がけください。
*同月に「ときえだ小児科クリニック」受診しているときは不要
**与薬用補助食品;「お薬飲もうね」のように普段使っている補助食品があればお持ちください。
**朝分の投薬は、ご自宅で済ませてきてください。